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おなじことをなんどでも書く

粉砕

 

 

 

 

去年から持ち越した灯油をギャンブルよろしく燃して幸運なことに勝利した。使い切ってあっぶねーよかったよかったとサラピンの灯油を足す。あったら良いかも知れないけど別になくても困らないんじゃねって知識ばっかりついていく。捨てまくって少し広くなった1Kの廊下に手元が狂って灯油がスプラッシュした。くそ。雑巾とキッチンペーパーを駆使して拭き取っていたら棚に頭をぶつけた。ちくしょう。切れかけた玄関の古臭い蛍光管、点灯管だけ替えてなんとかいけないかと思ったら蛍光管を落として粉々に割った。結局買わないといけなくなった。思ってたより高かったから試そうと思ったのに、結局。やらかし連鎖ピタゴラスイッチ、最早腹も立たない。しんどいときにこれが起こるとその場にへたり込むし、テンションが高ければ笑えるのに、わたしっていつもこんなんだよなと思いながら「はいはいそうですか〜そうですね〜」とひとりごちて片付ける。わたしもこの粉々になった役目なぞどこ吹く風のガラスの欠片みたいに掃かれて終わりたい。飽きた。