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ほぼ月記

あたまいたい

 

 

 

 

また風邪引いてる。フィジカルゴリラのわたくし、こんな短期間に風邪引くなんておかしい、今度こそコロナかも!と朝出勤後に病院行ってもいいですかとその日を有休扱いにしてまで勇んで検査に行ったのに普通に風邪、ウケた。いや何事もなくてよかったはずだよねとは思いつつちゃんと喉痛いし前回よりヤバめに鼻が詰まって耳までいってるしリンパ的な何かが腫れてるし頭痛いし、そんな中で仕事してるの、最早この国なにかがおかしいとしか思えなくない?休んだところで変な寝方して頭痛加速させるだけなんだけど、とにかく人にうつすのが嫌だよ。

相変わらず距離置きターン継続中。どこかで可哀想だなと思うし今までさせてもらえなかったからこその無理解なのかなとも思ってる。こんなこと書くべきじゃないのかもね。中高にはもうインターネットどっぷりだった身だからこそ何が不適切か分かるのであって、今まで何もなくていきなりハイいいですよって言われて始めたら自分も同じ轍を踏むかも知れない。ぶっちゃけ前回のはがっつりめに萎えたけど、結束ではなく馴れ合いにしか見えなくて。捉え方というよりは考え方の違いでしかないと思う。わたしはダメだった。今回のはまじかとは思いつつ背景まで考えたらちょっと同情もする。立場が違うから比べようもないけれど。これが友達のSNSとかだったらここまでじゃないよなって。起きた事実がある以上まるで意味のない仮定。

だけど励ましようもない。ああそうなんだ、たいへんだね、って、いつだって対岸の火事。どんな寄り添う言葉も空振って見える。鋭い言葉だけが幕を突き破って届いてしまうのかな。わたしには全てが上滑りしているようにしか見えないけれど。傷つかないなんて無理であろうことは想像に難くないのに、どこかでそれを躱せるだけの柔くて憎い防御壁があるだろうと思ってしまう、リスキーだね。どこまでも滲み出てくる血液のような嫉妬心。卑しいわたしに優しさなんて縁が無い。だって結局自身の在り様に集約していく。くべる薪もかける水も。

 

わたしはあなたではなく、あなたたちの中にもおらず、あるいは外にすらいない。だからこんなの全部意味がない。わたしにとっては特別でもあなたにとってのわたしは、と何度繰り返してきたか分からない。

「その人にはその人の人生がある」。そりゃそう。そりゃそうだよね。そうそう。全然反論ない。だけどわたしにわたしの人生がある確信がないから、いつもこの言葉に突き放されたような気持ちになってしまう。

…んだって。3年と少し前、そう書いてた。今は違う。「わたしにはわたしの人生しかない」。それ以外がない。残念ながらどうやら1mmもそれ以外が、ない。誰の人生もわたしのものではないから、誰の人生もわたしにどうこう出来るものではなくて、そしてわたしも他人に自分の人生をどうにかしてもらう気をなくしてしまった。他力本願というよりは他人がいることで自分をどうにかしたくなるかもという希望を持つような、そういう気を。だから言葉を尽くすことも難しくなってしまった。諦める。最初から。届かない。届かせる気もない。わたしはもう尽くす言葉をわすれてしまった。

「あなたが欲しいものは『何を言われたか』じゃなくて『誰に言われたか』だよね」って、どこかの地点で気付いたんだ。音も立てられないくらい情けなく萎れて折れた。枯れた癖に朽ちるには遠く、土に還れないまま今もある。こんなに無意味なことがあるのかね。

 

 

“ひとりじゃない”

なんて言われたくない。ごめんね、未だに。ちがうよ。

“みんなひとり”

なんだよ。そうじゃないならわたしはどうして生きてんの?

 

 

「その人の人生がある」
そりゃそう。そりゃそうだよね。そうそう。全然反論ない。

だけどわたしにわたしの人生がある確信がないから、いつもこの言葉に突き放されたような気持ちになってしまう。「あなたはただの他人だよ。」そうだね。そうだけど、じゃあ、わたしのあのクソデカ感情は一体なんだったというのか。海の藻屑、宇宙の塵、土中の微生物の餌…にもならないか。虚しすぎる。相手に何の作用もしないなら、生まれてきたこと自体無意味じゃないのか?無意味なことだと解れない、分かれないままここにあって、かつてあって、そして死んでしまった。何だったんだろうあれは。

やっぱり早いとこ死ぬしかないよな。明日目覚めなくてもいい。どうせ仕事だし。

 

結論はいつだって同じだ。明日目が覚めなくたっていい。どうせ仕事だし。不調を抱えて出勤することで何か得があるわけでもない。これがいつまで続くんだろう、がいよいよ緊迫感を持ってくる。口を閉じると呼吸が出来ない、口を開けると乾燥で咳き込んで体力を全部持っていかれる。わたしがなにしたっつんだよ、頭いてえな。