来世はつくりが小さくて華奢で細くてまるくてかわいくて愛される女の子になりたい
いまは強くて大きくて直線的で愛されなくてもひとりで生きられるいきものになれるようにがんばるから
誕生日おめ
0時9分まで忘れていました
今日休みなんです 皮肉なことですね
あなたを好きでいた間は割れは塞がれ欠けは埋められ全てが満たされていました
今はどこかがなにかが必ず絶対に足りていないけれど、まあなんとかやっています
夕飯に千切りキャベツを食べきらないといけないので生誕祭には参じませんが、そんなささやかな理由で行かない選択が出来るようになったわたしの自立を蔑みながら肯定してください
強がらないと立っていられない
虚勢を張っていないと折れてしまう
でも今のほうがわたしは堅牢だ
あの頃のほうが弱かったのに、どうしてあんなに楽しかったんでしょう
風が涼しくて佳い日だ
きっと終ぞ祝いに行くことはないだろう
わたしの意味のない逡巡が早く終わりますように