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おなじことをなんどでも書く

♪:オレ、天使

 

 

 

 

▼コメントレス

コメントありがとうございます!!

そしてアドレスもありがとうございます、遅ればせながら本日22時前にaclから始まるアドレスよりメールを送らせていただきました。もし届いていなかったら教えてください。わたしも是非もっとお話したいと思っています…!

 

 

前回の記事の最後に言いましたが、推しの公式写真が届きました。届いちゃいました。ので、先日実家の母に頼んでアルバムを送ってもらいました。短時間アルバイトの月給くらいは費やした写真たち。(笑うところ)

これの7.5冊分くらいかな。パラパラと見ながら、忍びない気持ちは勿論あれど姿勢としては捨てても構わないぞ!ってつもりでいたんだけど、じゃあ選別するかとじっくり見出したらまあ普通に「アーーーむりだーーー」ってなった。そりゃあそうなるよね、無理だよね。捨てても構わないと思えるようになったことは決して悪い変化じゃないんだけれど、1枚1枚を「ああこれは名古屋のとき、大阪のとき、多分この感じはあの曲のときだな、このときのメイクめちゃくちゃ好きだった、ほんとに楽しかったなあ、わたしも、きっとバンド側も」とか思い始めたら無事全然捨てられない気持ちになりました。そりゃそうよ。別に捨てなきゃいけないわけではないんですけどね。いやどうかな、いつかは捨てなきゃいけないんですきっと。生前整理だから。

目の周りを縁取った黒いメイクが涙のあとの形に流れているのがしんどいね。

でもそれをわたしは今比較的穏やかに飲み込んだ上でしんどいと表現している。ムカつくとか悔しいとか、なんでだよとかふざけんなとか、そういう気持ちではないことに約10年が経っていることを実感した。そして最終的にはなんだかんだやっぱ写真って良いなと思った。

そんなことを考えながら「どうしても取っておきたい」と思うものだけを抜き取っていったらまあ〜案の定青さんが多くなりまして。自分の腕と青さんとのツーショの写真だけはもう絶対捨てられないってか捨てないし、墓まで連れてきたいし、なんなら焼き増しして持ち歩きたいよ。わたしが三白眼に興奮すんのは絶対この人のせい。ステージから見下ろされて嬉しかったのはこの人だけ。あんなに心底焦がれたのは。そう、わたし、やっぱ、桜井青大好きでした。

 

とりあえず選別して、よし、とりあえずあとの写真はクローゼットへ!ってしまいこんで、いざ今の推しの写真を続けてアルバムに入れてたら青さんと推しがメチャメチャ似ている写真があってなんかもう笑っちゃったよね。自分の好みの一貫性に。友達にLINEしちゃったもん。昭仁と推しもどことなく似てるとこあるなと思ったけど、2人は顔からしてもう好きだからなんとなくそうだろうなって分かるけど、まさか顔で好きになったわけじゃない青さんまで似てて鼻水出たわ。どっかで脈々と繋がってんのかなあ。全く共通点なさそうなのにね。というかないのにね。

見返したあの頃の青さんは最高に圧倒的で素敵だったし、今の推しもとっても可愛いなとしみじみ思って、なんだか気分が良くなった。よかった、傷は塞がる。そして考えた、あのときちゃんと傷ついておいて良かったと。自分を誤魔化して騙して、なんでもないふりをしながら無理して追いかけないで良かったと。どちらにせよ出来なかったとは思うけど、それでも苦しんだ過去があるからこうして今懐かしむところまで来れたんだろう。二度と交わることはない線かも知れないけど、一時は確かに重なっていたし、その瞬間が確かに今のわたしに繋がっている。

 

誰にも助けられたくない気持ちは未だに頑なにある。未練を残したくなくて自分を食い止めるものを保持したくないから抗いたくなって遠ざけようとして、それでも毎回「ああでも可愛いな好きだな」って思わされてしまって頓挫する。そして諦めようと思う。自分の中の愛情を止めるのは無理なんだ、これはもう諦めようって。だけどやっぱり落ち込んだり憂鬱決め込むとついわたしもうなんにも好きでいたくないんですけどって抗う。また諦める。抗う。諦める。繰り返す。延々。でも多分それでいいんだろうな。そうするしかないんだろうな。だっていつまでも覚悟は決めらんない。諦められたとて腹なんて括れない。わたしの中にはモンスターが棲んでいる。二度と暴れないように眠らせておかないといけないんですよ。