kirakunikakitai.com

おなじことをなんどでも書く

♪:努力賞

 

 

 

 

なんかこう、変な話だけど

 

 

賢き孤独死のためにという価値観のもと「物を増やさない」っていうのが結構重要視している自分ルールなんだけど、推しにハマってCDがバチクソに増え、流れるようにDVDに手を出し、「ハマって初のソロ表紙…しかも意匠もよい…」とついに一番買うのを避けていた(何故ならバンギャ時代に死ぬほど買い今普通に処遇に困っているので…)雑誌まで買ってしまったんですな。しかも…ダンスフォーカスの雑誌…一番…自分から遠いところの…だってわたし人前で踊るの嫌すぎて高校の時の選択体育剣道なんすよ。女子95%ダンス選んでたんすよ。残り5%の剣道選択女子がなーぜダンス雑誌買う???ってなりながらね。でもねー開いて数ページで口から無意識に悲鳴出てたんで買って良かったなとは思いました。推しの目…ちゅき…

 

内容にどこまで触れていいかわかんないけど、インタビューの中に『幼少期から学生時代までダンスを習ってて、その頃は自由に踊れていたけど最近は体をうまく使えなくなってきた。それが悔しくて、また個人的にダンスを習い始めた』ってくだりがありまして。それ読んですごい感心しちゃったんですよね。今だって充分素人目で見ても分かるほどの上手さだと思うんですけど(詳しくないのに評価するなんて烏滸がましいにも程があるとは思うけど)、それでも今までの貯金で進もうとはしないところ、基礎から習い直そうとする、もっと上達したいって明言するその向上心とか、凄いな、すごく良いなあと思って。そりゃあなあなあで生きていけるような世界ではないだろうけどさ、そんなこと関係なくうわーめちゃくちゃ素敵だなあって思ったんですよね。

このインタビューを読んで普通の人って幼少期から続けてる習い事とか習慣ってあんまないんじゃないかなあとか考えてた。小さい頃はピアノ水泳習字そろばんって結構習い事してても、それこそ学生時代とかどこかのタイミングで辞めたりその後やってなかったりするじゃん。長く続けて突き詰めていってそれでお金を稼ぎたいと思ったとしてもやっぱプロになれるような人ばっかりじゃないし、そこで辞めちゃったりとか。勿論プロになることが全てではないけどさ。まあ中には趣味でずっと楽しく続けてますって人もいるとは思うけど、少数派じゃないかなあ、多分。

11月の後半からずっと調子が悪くて、もう人生あと7年だしなって変な開き直り方してピアスばちばち開けてったタイミングでこのインタビューを読んだから、なんか結構驚いた。ああそっか、習い直すって選択肢ってあるんだと思って。わたしの世界が狭すぎるのは置いといて頂いて…でもやっぱ一般人の世界で30オーバーはもう…ほら…こう…例えば転職とかもだんだん厳しくなるじゃん。どっかで妥協とか諦めとかを視野に入れて、ある程度腰を据えて、この後はもう貯金で進むっていう選択肢も出てくるところじゃん。勿論新しいことを始める人も勉強し続ける人もいるし、何歳になってもチャレンジ出来る世の中であってほしいけど、でもじゃあそこまでのバイタリティが自分にあるかっつったらマジでゼロの方の人間なわけ。なんせ40で死にてえっつってんだよ?だからなんかちょっと衝撃だった。

 

で、じゃあ、自分に当てはまるのは何なのかなって思ったのね。小さい頃からやってることってわたしにあるかなって。そもそも練習嫌いだから習い事は続かないし逆上がり出来たことないくらい運動神経皆無だしプレッシャーヨワヨワだから発表会とかしんどいし、いや全然ねえなって思ったけど、唯一文章を書くことだけはずっとやってたなって気付いた。小学生のときは感想文めちゃくちゃ書いて、中高はブログ書いて、大学生のときに小説サイトやって(※時代の潮流だからあんま掘らんでほしい)、フリーター時代ブログ書いて、一時期休んでたけど今もこうして書いてる。あーあるじゃんって。そうじゃんわたし文章書くの結構好きだし、自分の感情の言語化にはマジで自信あるよ、誰にも伝わらんやつだけど。だって自分の感情だからね。ハハハ。

超烏滸がましいとは思うんだけどこれも才能なんじゃないかと思っちゃって。金になるほど突出したものじゃなく、ニーズに合わせられる柔軟性もなく、小説なんかの創作みたいに0を1に出来るわけでもないけど。それでも息をするように書いて、まあ書くネタがないとかはあるけど、それにしたって書くこと自体には飽きたことがない。これはある意味才能かも知れん。だからね、思ったのね。「文章を書くことをちゃんと1から習ってみたい」って。いやー、これはちょっと面白い変化だよ。実は昔は思ってました、言葉や文章に関わる仕事がしたいって…結局挑戦もしませんでしたけども…だって好きなものを仕事にするの絶対キツいよなって思ったし…忍耐力とか向上心とかそういう、努力をする才能、粘り強さっていうものがマジで無いからなわたしは。

あと文章力って一口に言っても「論理的に書ける」「表現力がある」のどっちかかなと思うんだけど、大体最初のやつなんだよね、講座みたいなのはね…いやわたしに欠けてるのは圧倒的に前者だけど…いや後者もないけど…ていうかどっちもあってこそと言われたらそれまでなんだけど……。好きなものを嫌いになりたくないから、というか、なんつーか「自分の好きのあり方にケチをつけられたくない」みたいな傲慢なクソ意地があるので難しいところなんですけど、どうせもうちゃんと生きる気がないならやりたいことを全部やってから死ぬべきなのではと思ってきたし、逆説的に良い感じになっている気がするし、ちょっと探してみようかなって思ってます。あくまで趣味の範囲ですけど。値段がすごい高かったりして目玉出ちゃうのもあるな…。なんか良いのないかな…。

 

こないだ大学時代の友達に会ったときに「『笑ったときの目が推しに似てる』って趣味友達に言われたから、だったらじゃあなるべく笑ってようかなって思った」って言ったら「えー素敵ー!普段ネガティブな〇〇ちゃんからそんな言葉が出るなんて」みたいなこと言われて吹いたんですけど、なんかそういう良い方向の影響をちょっと感じてて、好きなもののすごさってこういうところにあるんかなと思ったりした。

昭仁には好きの座標を作ってもらい、青さんにはいろんな意味でズタズタにされ(笑)、今度の推しからは何を受け取るのかな〜ってオタク歴長めのわたしはぼんやり思ったりするんですけど、意外と良い方向に進めたりすんのかなって、そうだったら嬉しいなって思います。

そもそも隠してないしゴリゴリにバレてるとは思うけど、せっかくプラスの影響があるんならいっそここでももう普通に名前出した方が自分的に話しやすいんじゃねえかなと思いつつ…いやだめだ…過去の発言がアレすぎる…

ただね、面白いのはわたしは推しの好きなとこ「歌」なんですよ。青さんは「歌詞(=言葉)」なんですよ。でも推しは多分「ダンス」の人で、青さんはもう「デザイン」の人なのね。このすれ違いたるや!笑

勿論歌も歌詞も蔑ろにされているわけでは絶対ないってのはわかるんだけど、好きになった人の真芯や根幹、表現の手法として主にあたる部分がわたしのいっちゃん好きなところとちがう…!っていうこの切ない気持ち、まじで信じられんくらい片想いで笑うんだよな…

 

 

あーあと余談ですがドラッグストアでポテチとチョコは買いました。徒歩で行ったのでアイスは断念。ジンジャーエールはパートさんから誕生日にもらった辛口ウィルキンソンが冷蔵庫で1ヶ月熟成されてます。無理や!!ってなったらぜーんぶ一気にたべる、許可する!

ほらね、なんだかんだ大丈夫なんだけど、出来れば「なんだかんだ大丈夫」じゃなくて「最初から余裕で大丈夫」になりたいんだよね。