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おなじことをなんどでも書く

ほら愛ならある

 

 

 

 

翌日が早番出勤の時に限ってブログを書きたくなる悪癖

メインブログを変更出来ることを知らず(というか多分スマホでは出来ず)やっと変更しました。今までずっとチンアナゴぬいぐるみのアイコンから飛ぶと鍵かけたログのブログに飛んでたん、です、ね!あらやだ!というわけでこちらをメインブログにしたついでにいくつか記事を下げました。なんか仕事の愚痴しか言ってなくて特大の苦笑い出ちゃってさ…基本的に嫌なことがあると人に聞いてもらったり書き散らかしたりしてブワーッと吐き出して発散して忘れていくタイプなので当時は当時でそれしか書けなかったんだろうけどね。それも本当は良くないよな。寝たら忘れるのが一番なんだけど、嫌なことって黙ってるとずっと澱のように溜まってく感じがしちゃってさ。わたしは。

んで過去のブログ記事見てて(https://kirakunikakitai.hatenablog.jp/entry/2022/01/27/235959)ちょっとびっくりした。こんなん書いてたんですね。あー、確かにわたしの好きになり方、異常だったなって。20〜22年の約3年間ろくに音楽も聴かず推しという推しもおらず(いや一応別界隈にいたにはいたんだが、まあ…)ひたすら運動して過ごして普段ズブズブだった音楽系エンタメものの記憶がほぼない期間を経て出会った今の推し、マジで全然わたしの不足を補っていない。悪い意味ではなく。思わず記事を書くページを開いたくらいに驚いている。

今までの遍歴…というか「自分の中である一定のラインを超えたな」と思ったのは今の推しで3人目なんだけど、なんだ、やっぱ2人目の青さんってどう考えても異常な特別枠だったなと思った。そりゃ拗らせるわなあ。まあ逆を言えば青さんに埋められたものがあるからこそ跡地に今の推しの柱が立ったとも言える。まあそもそもわたし、青さんを経由するまで金髪なんてチャラいかヤンキーかのどっちかでは?と思っていたし。田舎の生まれなのでド偏見が過ぎるのである。反省。……ていうか経由、したくなかったなあ。終着地が良かったのにね。

そうだね、確かに飢餓感とか孤独感とかすごかった。自分が欠けていることだけは明確で、でも正しい埋め方を自分では分かりかねていたところがあって、だから都合良く作り出した虚だとしても作品や作家を自分に空いた穴の形に曲げ変えてねじ込むように好きだった。歪んでいるかも知れないけれどそう出来たのは実は非常に幸運なんだ、これは誰にでも当てはめられることではないから。人間の孤独を埋めるだけのものを作れる人はそういない。その部分ではいつまでも絶対に裏切られることはないだろうな。もうわたしに成ってしまっている、音も言葉も想い出の中の人の形をした神様も、その表情も。

じゃあ今孤独や飢餓を感じないかと言われれば悲しいかな勿論そんなことは全然ないんだけど、そこを埋められるものはもうエンターテイメントの中には無いだろうという理解だけがある。紛らわすことは出来るから最大限利用はするけれど。今の推しに自分の欠けた場所に包帯を巻いてもらおうとは1mmも思わない。ていうか思いつきもしなかった。そして恐らく出来ないと思う。偶像という名を背負った職業なのに何でだろうね、いや何でも何も理由は明確だ。ある程度定められた形をした偶像は神様になることはなく、わたしの信仰はそこには生まれない。神様はもう外のどこにもいなくなった。戻れない過去のわたしの奥底の誰にも触れられない宝箱の中にしかいない。でもそれでいいんだ、人間を神格化して見ることほどの侵害はない。だからずっと謝りたくて、そしてずっと、いつかは逢いに行きたくなってしまっている。祈りのようなものだ。最低だけどね。本当はずっと帰りたい。帰りたいけど、胎内回帰の願望でしかなく、叶わない。叶えてはいけない。向こうはわたしの存在なんて小指の先程も知ったこっちゃないのは百も承知だが、こっちは正味合わす顔もねえよ。

じゃあわたしは今の推しに何を求めてるんだろう。マジで。考えたこともなかった。まだそんなフェーズじゃないだけか。好きになる以上そこに何か得るものがあってほしいだなんて美しくない打算だけど、辿り着くべきゴールも見えないまま追いかけて結局何もありませんでしたって……まあでもそれも答えか。落雷みたいな衝撃から少し時間が経ってちょっとは冷静になってきてるのかな。何をしてほしいとかこういうのが見たいとか全然なくて、そこまで踏み込まないようにもしてるんだろう。言える立場じゃないしなって。無意識にも意識的にも期待しないように気を付けている。悪い意味ではなく。やりたいことやってくれればいいよ、好きなとこだけ齧るから。でも心身共に健康で、とにかくなるべくつらいことが起きないと良いなって思ってる。わたしはキミが笑っているのを見るのが好きなので。それから、出来れば、出来るだけ、いやこれは言っちゃダメだよな。

 

20日、偶然にも休みだったからほんの少しだけ行こうかしらと過ぎったライブがある。ここにきてまだ帰りたがってんのかよと自己嫌悪を感じながら。どうせ無駄な足掻きだよ、戻れないよと笑う声を聞きながら。でも休みが重なった友達と今の推しを見せ合う会をしてきます。今までこういうことってやったことなかったしもう楽しみすぎて今から笑いが止まらない、そしてその中の0.05%くらい、あの場所に行かない理由が出来て良かったと思う。